下水道分野におけるICT(情報通信技術)の推進にむけて

下水道分野におけるICT(情報通信技術)の推進にむけて

~ 未来の下水道を支えるちから ~

 現在、下水道事業は、厳しい財政状況、地震・津波・ゲリラ豪雨等への備え、エネルギー問題やグローバル化への対応・貢献など、高度かつ多岐に渡る課題に直面しています。
 一方、ICT(情報通信技術)分野は、多岐に渡る分野で、革新的かつ付加価値の高い製品・サービス等が多数生み出されるなど著しい発展がなされています。
 このような状況の中、下水道分野においても幅広くICT を活用することで、住民への良質な下水道サービスの提供、地方公共団体における施設管理の効率化・危機管理能力の向上等、持続的かつ質の高い下水道事業の展開が可能となることから、下水道機構では下水道分野におけるICT 情報を発信していきます。
 実際に活用しているICTをご存知の方がおられましたら、ご紹介ください。

 

1 国土交通省の動向

 国土交通省では、下水道におけるICT 活用の可能性や将来像、実現に向けた方策、具体的な行動計画等を検討することを目的として、「下水道におけるICT活用に関する検討会」を設置しています。その情報を提供しています。
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000262.html

  具体的な技術をお探しの方は、次のリンク先へ
ICT(シーズ)に関する意見募集の結果とカテゴリー分類(6,328KB)
ニーズとシーズのマッチングによる課題解決のイメージ(497KB)
ICT(シーズ)応募概要とニーズとのマッチング一覧(240KB)
下水道事業の課題(ニーズ)とICT(シーズ)のマッチング(296KB)
ICT(シーズ)応募一覧

2 下水道機構での技術情報

 下水道機構では、これまでにICTに関する様々な技術を開発してきました。参考にしていただければ幸いです。

合流式下水道改善のためのリアルタイムコントロールシステム技術資料 (2005年3月)
流出解析モデル利活用マニュアル(雨水対策における流出解析モデルの運用手引き) (2006年3月)
事例ベースモデリング技術を用いた雨天時浸入水発生領域の絞り込みに関する技術マニュアル(2007年3月)
民間委託時の自治体管理業務支援システム技術資料 (2008年3月)
リアルタイム雨水情報ネットワーク技術資料(2011年5月)
監視システムのリスク等低減への活用に関する技術資料(2012年3月)
・下水道事業におけるXバンドMPレーダ情報利活用に関する技術資料(2014年3月)
・大規模災害に対する早期機能回復のための情報システムのあり方と構築方法に関する技術資料(2014年3月)

3 下水道におけるICT技術用語の解説

 ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略であり、情報通信や情報処理といった、コンピュータやネットワークに関連する技術・産業・設備・サービスなどの総称です。IT(Information Technology「情報技術」)とほぼ同義であり、10年ほど前からITに代わって、総務省などの行政機関や公共事業において用いられるようになりました。主な用語について解説します。

【用語の解説】

50音順

光ファイバー(ケーブル)
ガラスやプラスチックでできた、光を導くためのケーブルのこと。電気信号から変換されたレーザー光信号を用いてデータ通信を行う際、その回線として使用する。

ビッグデータ
従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような大量のデータ群のこと。特徴としては、日々膨大に生成・記録されることが挙げられる。解析することにより、活用が期待される。

アルファベット順

AR(Augmented Reality)
拡張現実の略。現実の映像に、仮想的な物体や付加情報などのコンピュータが作りだした画像を重ね合わせ、合成表示する技術をいう。 

BCP(Business Continuity Plan)
業務継続計画の略。大災害や大事故など、通常業務の遂行が困難になる事態が発生した際に、事業の継続や復旧を速やかに遂行するために策定される計画のこと。

GIS(Geographic Information System)
地理情報システムの略。デジタル化された地図(地形)データと、その位置に関連した属性情報とを、統合的に扱うシステムのこと。下水道台帳における管渠情報の電子化などで利用されている。

GPS(Global Positioning System)
全地球測位システムの略。人工衛星が発信するその位置情報を複数受信し、これを組み合わせることにより自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すシステムのこと。

ICタグ
物体に取り付けられ、その物体の識別に利用される微小なICチップのこと。自身の識別コードなどの情報が記録されており、外部からこれを読み出して使用する。外部との通信手段には、電波など非接触式の手段をもつものが一般的になっている。

M2M(Machine to Machine)
マシン・ツー・マシンの略。コンピュータネットワークに繋がれた計測機器や装置などの機械同士が人間を介在せずに自動的に情報交換し、制御を行うシステムのこと。

SNS(Social Networking Service)
ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略。自動更新されるアドレス帳、プロフィール表示機能、紹介機能などによってソーシャル・ネットワーク(社会的ネットワーク)をインターネット上で構築することができる、コミュニティ型の会員制のサービスをいう。代表的なものとして、Facebook、Twitter、Google+、 mixi、GREE、Mobage、Amebaなどがある。

 

4 その他の情報

総務省  情報通信(ICT政策)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/

国土交通省 中部地方整備局(建設ICT総合サイト)
http://www.cbr.mlit.go.jp/kensetsu-ict/

 

5 問合せ先

研究第二部 中村 佐藤 松岡 03-5228-6598 またはお問合せフォームまで

^ Go to Top