下水道機構情報PLUS+
下水道機構情報PLUS+
フォト リポート 下水道機構の主な活動
講演ダイジェスト  ■第21回新技術研究発表会 ■第345回技術サロン ■新技術セミナー
エンジニアリングリポート  ■平成27年度共同研究
新研究テーマ  ■流出解析モデル利活用に関する共同研究
トピックス  ■ICTシステムで雨水を検知
ワールド・ワイド  ■International Conference on Civil, Environmental and Structural Engineering(イギリス・ロンドン)
インフォメーション  ■下水道BCP図上訓練を実施
 

Web版機関誌「下水道機構情報plus+」の第10号をお届けします。今号では,2月に行われた下水道新技術研究発表会から,「健全な水循環の創造に貢献する下水道経営の今後のありかた」をテーマに講演した長岡裕・東京都市大学教授,「下水道をめぐる最近の話題~改正下水道法等の施行と平成28年度予算~」と題して新しい時代の下水道政策と平成28年度予算案について解説した森岡泰裕・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課長の講演内容などをダイジェストで掲載しております。トピックスでは,降雨・下水管路内水位等の情報に関して,ICTを活用した検知・収集・分析・提供のシステム構築をめざす広島市の取り組み,27年度の本機構の共同研究の概要について触れたエンジニアリングリポートなども取り上げ,盛りだくさんの内容となっています。どなたでも,無料でご覧いただけます。画面左のコンテンツまたは下の記事インデックスの写真をクリックしてください。

下水道機構の主な活動 ■フォトリポート
1月21日に行われた県・流域・市町村が連携した初のBCP図上訓練,三会場に合計300名を集めて行われた第63回下水道新技術セミナーや第21回新技術研究発表会,さらに本機構内で開催された平成27年度新技術研究感謝状贈呈式など,これまでに本機構が行ってきた活動状況をリポートしました。
講演ダイジェスト
■第21回新技術研究発表会
■第63回新技術セミナー
 ■第345回技術サロン
■第346回技術サロン

・健全な水循環の創造に貢献する下水道経営の今後のありかた
 長岡裕・東京都市大学教授
・下水道をめぐる最近の話題~改正下水道法等の施行と平成28年度予算~
 森岡泰裕・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課長
・改正下水道法の施行について【維持修繕基準,新たな事業計画】
 本田康秀・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課企画専門官(当時)
・下水道機構の審査証明事業の紹介と新たな取り組みについて(第345回技術サロン)
 渡邊聡・日本下水道新技術機構技術評価部長(当時)
・改正下水道法等を踏まえた事業執行支援の方策について(346回技術サロン)
 本田康秀・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課企画専門官(当時)

下水道技術者を対象に,本機構が地方公共団体や民間企業と共同研究した新技術の研究成果等の紹介と普及促進のため,年に1回,東京・大阪の2会場で開催している新技術研究発表会。今回は,「健全な水循環の創造に貢献する下水道経営の今後のありかた」をテーマに講演した長岡裕・東京都市大学教授,「下水道をめぐる最近の話題~改正下水道法等の施行と平成28年度予算~」と題し,森岡泰裕・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課長に改正下水道法の施行と平成28年度事業予算などを中心に詳細かつ最新の政策を提供いただきました。また,有識者から生の情報を伝える第63回新技術セミナーと第346回技術サロンでは,本田康秀・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課企画専門官(当時)に改正下水道法に伴う具体施策を講演頂きました。第345回技術サロンでは,下水道機構が行う審査証明事業について,平成27年度に創設された基準達成型審査証明事業を中心に,本機構の渡邊技術評価部長(当時)がそれぞれ解説いたしました。ぜひともご一読ください。

平成27年度共同研究 ■エンジニアリングレポート

本機構では,民間企業と地方公共団体における下水道の課題解決につなげる技術の研究を行っております。平成27年度には8件の共同研究が終了しました。今回のエンジニアリングリポートでは,浸水対策,省エネ・省資源,広域情報管理,維持管理の効率化など各分野で活用が期待される技術の概要を紹介します。

流出解析モデル利活用に関する共同研究 ■新研究テーマ
近年頻発する浸水被害に対し,「新たな雨水管理計画策定手法の論点集(案)」が取りまとめられました。本研究では,流出解析モデルによる浸水シミュレーションを活用した雨水管理計画の具体的策定手法や,その精度向上のためのキャリブレーションの方法論等を整理し,本機構より発刊している「流出解析モデル利活用マニュアル」の改訂について解説しています。
ICTシステムで雨水を検知 ■トピックス
局所的集中豪雨の発生が多くなり、都市浸水被害も年々深刻化しています。各地方公共団体においても既存施設の増強に努めていますが,財政事情によりハード施設の整備は完成までに長い年月が必要です。こうした中,平成26年度に下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択された「ICTを活用した浸水対策施設運用支援システム実用化に関する技術実証事業」では,既存施設の能力を最大限に引き出すソフト対策として,浸水発生の要因となる降雨・下水管路内水位等の情報を,ICTを活用して検知・収集・分析・提供に関する個別技術を統合したシステムの構築を目指しています。今回のトピックスでは,広島市が進めている同システムの取り組みについて紹介します。
International Conference on Civil, Environmental and Structural Engineering(イギリス・ロンドン)
 ■ワールド・ワイド
昨年12月10,11日に,イギリス・ロンドンで開催された土木環境工学と構造工学に関する国際会議” International Conference on Civil, Environmental and Structural Engineering”(WASET=World Academy of Science, Engineering and Technology主催)に本機構から角田太・前資源循環部総括主任研究員が下水汚泥エネルギー化技術について発表しました。会場では活発な議論が行われ,日本以外でも関心を集める技術であることが感じられたそうです。
下水道BCP図上訓練を実施 ■インフォメーション

平成26年度に長野県および県下54市町村と共同研究を実施し,下水道BCPを作成いたしました。平成27年度は,下水道BCPを実践し,ブラッシュアップを図っていくためにロールプレイング形式の「下水道BCP図上訓練」(図上訓練)を1月21日に長野県,長野市および千曲市と共同で開催いたしました。その模様を報告します。

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(公財)日本下水道新技術機構 企画部 藤井・加藤
E-mail  jiwet@jiwet.or.jp
TEL 03-5228-6556(ダイヤルイン) FAX 03-5228-6512