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第60回 下水道新技術セミナーが開催されました!

第60回 下水道新技術セミナーが開催されました!

2014年12月3日

第60回 下水道新技術セミナーが開催されました!

  第60回下水道新技術セミナーが平成261121日 東京都港区発明会館、1128日 大阪市西区大阪科学技術センターで開催されました。

「局所豪雨等に対する浸水対策技術」をテーマに両会場で約200名の方々にご参加いただきました。 誠にありがとうございます。

基調講演

東京会場では、早稲田大学理工学術院 関根教授から「都市浸水の数値予測技術と浸水被害軽減対策への活用」と題して、都市浸水のプロセスを精緻に数値予測したプログラムを使い刻々と変わる浸水シミュレーションをビジュアルにご紹介いただきました。

大阪会場では、京都大学防災研究所 中北教授から「局所的集中豪雨の探知と予測」と題して、ゲリラ豪雨とそのタマゴの早期探知について、わかりやすくご説明いただきました。

どちらも、1115日のNHK番組で放映されました巨大災害 MEGA DISASTERで先生方が話された内容を詳しくご講演いただきましたので参加された方々は非常に興味深く聞いておられました。

特別講演

特別講演は、国土交通省水管理・国土保全局下水道部 加藤 流域管理官(東京会場)、白﨑 流域下水道計画調整官(大阪会場)から「雨水管理のスマート化」と題して、国土交通省の実施している様々な取り組みをご紹介いただきました。

事例紹介

事例紹介は、東京都下水道局計画調整部緊急重点雨水対策事業担当課 中井 課長(東京会場)、大阪市建設局下水道河川部事業計画担当 上塚 課長(大阪会 場)、多治見市水道部下水道課 久野 課長(大阪会場)、森山 課長代理(東京会場)から、各自治体の浸水対策の取り組みをご紹介いただきました。

各自 治体とも、ハード、ソフト対策や様々な工夫を重ね浸水対策に取り組まれており参加された方々から、たいへん勉強になったというお声をいただきました。

調査報告

調査報告は、本機構 小団扇 研究第2部長から、「浸水対策におけるXバンドMPレーダー等の情報活用方法」と題して様々な情報活用方策に関する発表がありました。講演後、複数の自治体より内容を詳細に知りたいとの問い合わせをいただいております。

今回の下水道セミナーは、局所豪雨等に対する浸水対策技術ということで、多数の地方公共団体の方々にもご参加いただきました。 ご参加できなかった地方公共 団体及び会員の方々には、資料をアップロードする予定ですので、今後も、機構ホームページを適宜ご覧いただければ幸いです。

全景2東京会場

大阪会場2大阪会場

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