下水道機構情報PLUS+
下水道機構情報PLUS+
下水道機構情報PLUS+
フォト リポート 下水道機構の主な活動
講演ダイジェスト
エンジニアリングレポート
新研究テーマの紹介
特集
ユーザーリポート
ワールドワイド
ビジネスサポート
インフォメーション
 

Web版機関誌「下水道機構情報plus+」の第11号をお届けします。今号では「新たな内水浸水対策の取り組み」をテーマとして,8月に行われた新技術セミナーから「都市浸水予測の最前線とこれを踏まえた対策のあり方」「都市浸水対策の新たな取組」の特別講演をダイジェストで掲載。特集では,平成18年度に発足した「下水道クイックプロジェクト」のフォローアップ調査として,供用開始後における施設の使用状況や状態等を紹介したほか、熊本地震の被害を受けた県内の自治体に対して行ったアンケートとヒアリング調査を抜粋して紹介。また,関連してユーザーリポートでは,熊本県益城町での社会実験を掲載。このほか「ボルテックスバルブに関する共同研究」や「チェーンフライト式汚泥掻き寄せ機に関する共同研究」について触れたエンジニアリングリポートなど,盛りだくさんの内容となっています。どなたでも,無料でご覧いただけます。画面左のコンテンツまたは下の記事インデックスの写真をクリックしてください。

下水道機構の主な活動 ■フォトリポート
8月に東京・大阪の両会場で行われた下水道新技術セミナー,技術マニュアル講習会をはじめ,盛況に終わった下水道展‘16名古屋,那覇市内で行われた「沖縄県下水道BCP作成に関する共同研究」の第1回勉強会の様子など,これまでに本機構が行ってきた活動をリポートしました。
第64回下水道新技術セミナー
第350,351回技術サロン
■講演ダイジェスト
・都市浸水予測の最前線とこれを踏まえた対策のあり方
 関根正人・早稲田大学理工学術院教授
・都市浸水対策の新たな取組
 井上茂治・国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官
・一般都市における持続可能な下水道事業への取組み
 ~下水道研究会議の活動と横須賀市の取組み~
 長谷川浩市・横須賀市上下水道局技術部長(第350回技術サロン)
・下水道技術ビジョンの進化-その目指すところ-
 岡本誠一郎・国土交通省国土技術政策総合研究所下水道研究部下水道研究官
 (第351回技術サロン)
国土交通省の委託を受けて作成した手引き等の利活用や,下水道政策などをテーマに取り上げ,取り組み事例等も含め,地方公共団体および民間企業等の技術者に広く情報提供することを目的に年に1回,東京・大阪の2会場で開催している新技術セミナー。今回のテーマは「新たな内水浸水対策の取り組み」。関根教授が「都市浸水予測の最前線とこれを踏まえた対策のあり方」で過去の浸水事例などを捉えた今後の方策等,井上管理官が「都市浸水対策の新たな取組」として,水防法等の改正や浸水対策を支援する事業制度などについて詳細かつ最新の政策を解説しました。また,有識者から生の情報を伝える「技術サロン」は,横須賀市の長谷川浩市部長に横須賀市の取り組みと下水道研究会議のご紹介を,岡本誠一郎・国総研下水道研究官に下水道技術ビジョンついて紹介していただきました。ぜひともご一読ください。
ボルテックスバルブに関する共同研究 ■エンジニアリングレポート
水の流れを利用し装置内で自然に渦流を発生させることにより,電力の使用や機器の操作を全く必要とせずに,流量の制御を行うボルテックスバルブの技術概要,利活用方法および計画・設計・施工・維持管理に係る技術的事項をとりまとめました。
チェーンフライト式汚泥掻き寄せ機に関する共同研究
■エンジニアリング リポート
下水処理フローの中で重要な役割を果たす固液分離プロセス。各々に適した汚泥かき寄せ機が設置されているなか,本機構ではチェーンフライト式汚泥かき寄せ機の新設や改築更新についての調査研究を技術資料にとりまとめました。
下水処理場等における電気設備の健全度診断・改築計画に関する共同研究
■新研究テーマ
「人」・「モノ」・「カネ」の制約の中で,効率的で効果的な事業経営が求められている現在の下水道事業。本研究では,これまで時間計画保全を主体としてきた下水処理場等の電気設備に関して,健全度診断技術による状態監視保全の適用可能性やその適用に伴う維持管理計画や改築計画について検討し,技術資料としてとりまとめています。
下水道クイックプロジェクト技術フォローアップ調査結果
熊本地震における下水道BCPの有効性と課題に関する調査報告
■特  集
わが国における下水道普及率は平成26年度末で約78%と高くなっていますが,地方公共団体における人口減少・高齢化の進展や厳しい財政事情等により,今後は普及に対する環境は厳しくなるものと見られています。この課題を解消するため,国土交通省では平成18年度に「下水道クイックプロジェクト」を発足させ,各地方公共団体にて社会実験を実施しました。今回のフォローアップ調査では,供用開始後における施設の使用状況や状態等を紹介しました。
また,本機構では平成28年熊本地震で大きな被害を受けた県内の自治体に対して,下水道BCPに基づいた非常時行動の状況や,下水道BCPが役に立った点・見直しが必要な点などについて,アンケートおよびヒアリング調査を行いました。今回、その結果の一部をピックアップしてご紹介いたします。
20th China International Trenchless Technology Conference(第20回中国国際非開削技術討論会=中国・北京市
■ワールド・ワイド
2016年4月22~24日の3日間,北京市朝陽区で中国非開削技術協会(CSTT:China Society for TrenchlessTechnology)の主催による第20回中国国際非開削技術討論会が開催されました。本機構からは吉川専門調査役が参加,本機構および審査証明事業の目的と事業内容を紹介するとともに,管きょ更生工法(自立管)の審査事例をもとに,国内における管きょ更生工法の品質や施工に関わる評価項目,試験方法や判定方法について実例を発表しました。
ビジネスサポートインフォメーション
下水道展‘16名古屋に出展した本機構ブースや8月24日に沖縄・那覇市で開催した「沖縄県下水道BCP作成に関する共同研究」の第1回勉強会の模様などを紹介します。

●お知らせ

Web版機関誌「下水道機構情報plus+」は,本機構ホームページでWeb登録していただいた方々,配信をご希望された方々とともに,これまで冊子版機関誌「下水道機構情報」の発送先のうち代表的なメールアドレス等を把握できた方々に配信しています。 このため,以下の場合には,お手数ですが下記連絡先までご連絡をお願いします。
・他に適切な担当部署がある場合… 担当部署とメールアドレスをお知らせください。
・人事異動等で担当者が変更となった場合… 新しい担当者のメールアドレスをお知らせください。
・その他,配信先の変更や配信を停止したい場合… その旨をお知らせください。

●お願い

職場内の関係部署にもこのメールをご転送ください。また,直接の配信希望先がありましたら,配信先の会社名・部署・メールアドレスを下記連絡先までご連絡ください。

●ご連絡・お問い合わせ先

(公財)日本下水道新技術機構 企画部 藤井・加藤
E-mail  jiwet@jiwet.or.jp
TEL 03-5228-6556(ダイヤルイン) FAX 03-5228-6512