下水道機構情報PLUS+
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フォト リポート 下水道機構の主な活動
講演ダイジェスト
エンジニアリングレポート
新研究テーマの紹介
中期事業計画の取り組み
ユーザーリポート
ワールドワイド
ピープル
インフォメーション
 

Web版機関誌「下水道機構情報plus+」の第15号をお届けします。今号では,7月に行われた新技術研究発表会から「水処理N2O研究の動向」,「衛生学的水質目標設定の動きと下水道への波及」,「下水道をめぐる最近の話題」の講演内容をダイジェストで掲載。また,ユーザーリポートでは,メタン発酵いしかわモデルの第一号機として中能登町で稼働を開始したメタン発酵施設の現状と今後の展開を紹介。このほか、自立管の製管工法(ら旋巻管)に関する共同研究について触れたエンジニアリングリポート,下水道展での本機構ブースの出展やプレゼンテーションの様子などを写真でお伝えするフォトリポートなど,盛りだくさんの内容となっています。どなたでも,無料でご覧いただけます。画面左のコンテンツまたは下の記事インデックスの写真をクリックしてください。

フォトリポート ■下水道機構の主な活動
7月に東京・大阪の両会場で行われた下水道新技術研究発表会をはじめ,盛況に終わった下水道展’18北九州,平成30年度の技術委員会の初会合の様子など,これまでに本機構が行ってきた活動状況をリポートしました。
講演ダイジェスト
■第24回下水道新技術研究発表会
■第372回・373回技術サロン
・水処理N2O研究の動向
齋藤利晃日本大学教授
・衛生学的水質目標設定の動きと下水道への波及
田中宏明京都大学大学院
工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター教授
・下水道をめぐる最近の話題
阿部千雅国土交通省下水道部下水道国際・技術調整官
・東京都における技術開発の取組
 ~未来(あす)の暮らしと環境を育む下水道技術の導入に向けて~
青山繁東京都下水道局計画調整部技術開発課長
・フランスにおける下水道財政制度・官民連携等についての調査報告
加藤裕之日本下水道新技術機構下水道新技術研究所長

本機構が地方公共団体や民間企業と共同研究した新技術の研究成果等の紹介と普及促進のため,年に1回,東京・大阪の2会場で開催している新技術研究発表会。東京会場では齋藤利晃・日本大学教授が「水処理N2O研究の動向」と題し、下水道が責任を持って水処理プロセスにおいて窒素を処理することがN2O対策として重要と指摘。一方,大阪会場では「衛生学的水質目標設定の動きと下水道への波及」として田中宏明京都大学教授が生活環境基準項目の見直しや琵琶湖南湖での大腸菌汚染について、さまざまなデータを駆使して詳細に解説したほか、阿部千雅下水道国際・技術調整官が「下水道をめぐる最近の話題」と題して講演を展開しました。有識者から生の情報を伝える「技術サロン」の第372回は,東京都下水道局の青山繁・計画調整部技術開発課長が登壇。今年3月に改定した「技術開発の手引」をはじめ、東京都下水道局の技術開発の方針などについて説明しました。ぜひともご一読ください。

自立管 製管工法(ら旋巻管)に関する共同研究
■エンジニアリングリポート

全国的に更生工事が増加する中で,多様な施工環境に応じた更生工法が求められていますが,各種制約により施工が困難である事例もあります。「自立管 製管工法(ら旋巻管)」は水が流れていても施工が可能で,大口径管きょにも対応しており実績が伸びています。一方で,同工法は要求性能や設計の考え方が整理されておらず、本機構では本工法に求められる要求性能の明確化,設計の考え方の確立,施工における留意点の明確化に関して検討を行い,技術資料として取りまとめました。

下水処理場におけるエネルギー削減に関する自治体との共同研究
■新研究テーマ
下水や汚泥の処理に伴い大量の温室効果ガスを排出する一方、大きなエネルギーポテンシャルを有している下水道。省エネ・創エネ両方の取り組みによる下水処理場のエネルギー自立化が求められているなか、本機構ではこれまで、省エネ技術や創エネ技術について多くの技術資料を取りまとめるとともに、これらの資料を基に主要機器の消費電力を分析し、運転管理手法の改善による省エネ効果を明らかにしてきました。これに関する新しい研究について紹介しています。
下水道展'18北九州 併催企画
~下水処理場におけるエネルギー自立化を目指して~
■中期事業計画の取り組み

本機構は下水道展’18北九州の併催企画として,下水道展’18北九州併催企画としてセミナー「下水処理場におけるエネルギー自立化を目指して」を開催しました。膨大な電力を消費している下水処理場において未利用資源・エネルギーの活用等によるエネルギー自立化を目指す取組みを紹介し、知見の共有を図ることがねらいです。ここでは国土交通省国土技術政策総合研究所・田隝淳下水道研究部下水処理研究室長の「下水道革新的技術実証事業(B-DASH)における省エネ・創エネ技術について」をはじめ、長野県環境部生活排水課流域下水道係の河野博和氏による「長野県の取組みについて~長野県流域下水道“ZERO”エネルギープランの策定~」、本機構・石田貴資源循環研究部長の「下水処理場におけるエネルギー自立化をめざして」の概要を紹介します。

IWA World Water Congress & Exhibition2018
■ワールド・ワイド
本機構では我が国の下水道関連企業のビジネス展開の支援等を目的とし,海外への情報発信や技術情報の収集を図るため,積極的に国際会議や展示会に参加しています。今回,東京で開かれたIWA(国際水協会)が開催するIWA World Water Congress & Exhibition(国際水協会世界会議・展示会)2018に口頭1テーマ、ポスター4テーマを応募し研究成果を発表しました。また,ジャパン・パビリオンの一つの団体として、展示会へのブース出展、各部の研究成果をパネルにて展示し紹介し、約200人の関係者の方々にご来場いただきました。
加藤 裕之 日本下水道新技術機構下水道新技術研究所長
■ピープル
本機構と関わりを持つ方を紹介するコーナーです。 今回は今年7月に下水道新技術研究所長に就任した加藤さんに意気込みや展望をお伺いしました。
技術委員会の部門別委員会を再編
■インフォメーション

調査研究評価等の内容を専門技術的かつ公平・客観的に成果を取りまとめるため構成された技術委員会について、さらなる審議の円滑化・深化に向け再編しました。

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●関連リンク集(ぜひご覧ください)

日本下水道新技術機構ホームページ
日本下水道新技術機構の調査研究の概要
メールマガジン配信のお知らせ
技術審査
技術マニュアル一覧

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●ご連絡・お問い合わせ先

(公財)日本下水道新技術機構 企画部 後藤・加藤
E-mail  jiwet@jiwet.or.jp
TEL 03-5228-6556(ダイヤルイン) FAX 03-5228-6512