下水道機構情報PLUS+
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フォト リポート 下水道機構の主な活動
講演ダイジェスト
エンジニアリングレポート
新研究テーマの紹介
中期事業計画の取り組み
ユーザーリポート
ワールドワイド
インフォメーション
 

Web版機関誌「下水道機構情報plus+」の第16号をお届けします。今号では,11月に行われた下水道新技術セミナーや12月~3月にかけて行われた下水道技術サロンの講演内容をダイジェストで掲載しております。また,本機構とともにエネルギー自立化の共同研究を実施してきた岩手県・都南浄化センターのこれまでの取り組みと現状,今後の展望についてお聞きしたユーザーリポート,既存水路を活用し,小面積かつ短期間での施工が可能なポンプゲート施設の下水道事業へ活用するための施設計画や設計,運用などを技術マニュアルとして取りまとめたエンジニアリングリポートなど,盛りだくさんの内容となっています。

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フォトリポート ■下水道機構の主な活動
凍結工法,ニューマチックケーソン工法など,高難度技術の粋を集めて浸水被害の軽減を図っている隅田川幹線工事および千住関屋ポンプ所建設工事現場で行われた第67回新技術研究発表会をはじめ,平成30年度建設技術審査証明事業(下水道技術)交付式の模様,終了5テーマが答申された今年度最終となる第3回技術委員会,感謝状贈呈式など,これまでに本機構が行ってきた活動状況をリポートしました。
講演ダイジェスト
■第69回下水道新技術セミナー
■第377~379回技術サロン
・下水道におけるコンセッションと管路包括委託
山口直也・青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科准教授
・官民連携(PPP/PFI)の推進について
三浦裕明・国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課管理企画指導室課長補佐
・平成31年度下水道事業予算等について
堂薗洋昭・前国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課企画専門官
・埼玉県下水道局の今後の事業展開
 ~経営マネジメント目標とストックマネジメント計画の策定~
若公崇敏・埼玉県下水道局参事兼下水道事業課長
・横浜市下水道事業中期経営計画2018について
丸山知明・前横浜市環境創造局下水道計画調整部下水道事業マネジメント課担当課長

下水道の新たな動向などを地方公共団体および民間企業等の技術者に広く理解,活用していただくため,専門家をお迎えして開いている下水道新技術セミナー。昨年11月に開催されたセミナーでは,山口直也・青山学院大学准教授が「下水道におけるコンセッションと管路包括委託」,三浦裕明・国交省下水道部管理企画指導室課長補佐が「官民連携(PPP/PFI)の推進」をテーマに講演,官民連携などの最新知見が披露されました。また,有識者から生の情報を伝える「技術サロン」では,今年1月~3月に開催した技術サロンの講演内容をダイジェストで掲載。国土交通省の堂薗洋昭・国交省下水道部下水道事業課企画専門官(当時)が「31年度下水道事業予算」をテーマに,予算額の概要,今年度の新たな取り組みなどについて紹介しています。ぜひともご一読ください。

・効率的・効果的な浸水対策に資するポンプゲートに関する共同研究
・低圧損型メンブレン式散気装置の導入マニュアル作成に関する共同研究
■エンジニアリングリポート

【ポンプゲートに関する共同研究】
既存水路を活用し,省面積かつ短期間での施工が可能な「ポンプゲート設備」。これまでは主として河川の小規模排水機場に活用されてきましたが,今回,同設備を地方公共団体における浸水対策に活用して頂くことを目的として,下水道事業として実施する場合における施設計画,設計,運用に関する事項等を技術マニュアルとして取りまとめました。ポンプゲート設備の技術概要および同マニュアルの内容について報告します。

・下水道におけるマイクロプラスチックの実態調査計画に関する検討
・下水道事業の広域化・共同化におけるICT/IoT活用に関する共同研究
■新研究テーマ
【広域化・共同化におけるICT/IoT活用に関する共同研究】
施設の老朽化や職員減少,厳しい財政状況などの課題に対し,スケールメリットを生かした効率的な管理を行う「広域化・共同化」は有効な手法の一つです。下水道事業では,施設の改築に合わせた統廃合(ハード),維持管理の共同化(ソフト)等が考えられますが,いずれの場合も「施設の健全度」や「施設の運転・運用状況」等の「情報」の把握が重要となります。本研究では,広域化・共同化に活用できるICT(情報通信技術)等について整理,マニュアル化。地方公共団体の下水道事業の効率化の支援に役立つ研究について紹介します。
多分野企業の方々とのイノベーションを目指して
~下水道に新たな風を~
■中期事業計画の取り組み

下水道における効果的・効率的な技術開発を推進するため,下水道における技術開発の方向性や支援制度について,下水道関連企業のみならず,これまで下水道における技術開発の経験がない多分野企業に向けても広く展開するために,国土交通省下水道部主催の説明会が開かれました。本機構では,初の試みであるこのイベントの運営支援を行いました。

エネルギー自立化への取り組み・岩手県下水道公社
■ユーザーリポート
昭和55年4月に供用が開始された岩手県・都南浄化センターは,盛岡市や滝沢市など二市二町を対象とする分流式(盛岡市一部合流式)の処理場です。同センターは消化ガスの発電量が多い反面,処理場の消費エネルギーが比較的少なかったこともあり,エネルギー自立化を実現させる可能性の高い処理場として,本機構とともに平成29年度に共同研究を実施しています。試運転ではありましたが,主ポンプや送風機などの運転変更でも改善効果がみられました。同浄化センターにこれまでの取り組みと現状,今後の展望についてお聞きしました。
第3回水業国際大講堂フォーラム(中国・広州市)
■ワールド・ワイド
本機構では海外においても研究成果の論文発表などの下水道技術を発信し,水環境の改善や国内技術の国際展開などに貢献してきました。昨年11月に中国・広州市で開催された第3回水業国際大講堂フォーラムで,管更生技術や審査証明事業等に関して本機構職員が講演し,日本国内で活用されている工法や制度などの発信を行いました。その様子をレポートします。
・平成30年度建設技術審査証明事業の交付技術について
・平成31年度研修啓発事業(講習会等)の予定
・下水道機構の会員専用サイトのご案内
■インフォメーション

 

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●関連リンク集(ぜひご覧ください)

日本下水道新技術機構ホームページ
日本下水道新技術機構の調査研究の概要
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