下水道機構情報PLUS+
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技術活用の現場から
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 令和7年1月28日に,埼玉県において下水道管の破損に起因すると考えられる大規模な道路陥没事故が発生しました。現在も懸命の救助活動が続けられ,また,復旧に向けた検討が進められています。一刻も早く救助され,地域の皆様が一日も早く通常の生活に戻れるよう,心よりお祈り申し上げます。本機構でも日ごろからの研究活動を通じて,復旧・対策に寄与できるよう努めてまいります。

 WEB版下水道機構情報第43号をお届けします。今号では,令和6年12月に実施した新技術セミナーと令和6年12月,令和7年1月,2月に実施した技術サロンの講演内容をダイジェストで掲載しています。エンジニアリングリポートでは「A市下水道事業経営計画(汚水)見直しに係る共同研究」,新研究テーマの紹介では「グリーンインフラ施設における雨水流出抑制機能の定量評価に関する自主研究」について掲載しています。

 「技術活用の現場から」では,下水道機構が注目している技術や製品を導入・活用している現場へお伺いし,採用した背景や活用状況について紹介しています。今回は,苫小牧市上下水道部下水道課で取り組んでいる,クラウドシステムによる効率的な大雨対応について取り上げています。苫小牧市では,令和4年度に「大雨管理システム」を導入しました。これにより効率的な大雨対応が可能となったほか,データを蓄積していくことでハード整備や大雨対策に関する計画立案に活用しています。システム導入の経緯や期待される効果について伺いました。

 どなたでも無料でご覧いただけます。画面左のコンテンツもしくは下記のコンテンツをクリックしてご覧ください。

下水道機構の研究開発動向
~エンジニアリングリポート・新研究テーマ~
 下水道機構では,産学官の知識と経験を結集し,下水道事業における課題を解決するための調査,研究,開発,評価を行い,その成果を普及,啓発し,下水道事業の導入促進を目的とした事業を展開しています。今号で掲載した研究開発内容についてご紹介します。各コンテンツの詳細はクリックしてご覧ください。
●持続可能なマネジメント技術
 人口減少や国庫補助金の減少などの課題を踏まえ,将来的な投資・財源計画が把握可能な財政シミュレーションツールを構築した上で,下水道使用料の見直し,将来の減価償却費や起債償還の低減につながる取り組みを行った場合の財政状況について複数ケースのシミュレーションを行いました。各経営指標の動向から,今後A市下水道事業で取り組むべき施策の方向性について検討し,将来方針を決定する上で重要な検討結果を得ることができました。
エンジニアリングリポート
・A市下水道事業経営計画(汚水)見直しに係る共同研究
●浸水対策技術
 本研究では,過去に実施された国内のグリーンインフラ施設における貯留浸透実験などの知見等を収集し,施設規模や断面ごとの雨水貯留浸透の性能について整理します。また,流出解析モデルを用いた浸水シミュレーションにおける,グリーンインフラ施設のパラメータの設定方法についてまとめます。研究成果については,2022年9月に発刊した「グリーンインフラ活用による下水道事業の推進に関する技術資料」の補足資料として取りまとめます。
新研究テーマ
・グリーンインフラ施設における雨水流出抑制機能の定量評価に関する自主研究

 

●お知らせ

WEB版下水道機構情報は,本機構ホームページでWEB登録していただいた方々,配信をご希望された方々に配信しています。このため,以下の場合にはお手数ですが下記連絡先までご連絡をお願いします。
・他に適切な担当部署がある場合… 担当部署とメールアドレスをお知らせください。
・人事異動等で担当者が変更となった場合… 新しい担当者のメールアドレスをお知らせください。
・その他,配信先の変更や配信を停止したい場合… その旨をお知らせください。

●関連リンク集(ぜひご覧ください)

日本下水道新技術機構ホームページ
調査研究の概要
技術審査の概要
技術マニュアル一覧
メールマガジン配信のお知らせ

●お願い

職場内の関係部署にもこのメールをご転送ください。また,直接の配信希望先がありましたら,配信先の会社名・部署・メールアドレスを下記連絡先までご連絡ください。

●ご連絡・お問い合わせ先

(公財)日本下水道新技術機構 企画部 津戸・加藤・栗山
E-mail  jiwet@jiwet.or.jp
TEL 03-5228-6556(ダイヤルイン) FAX 03-5228-6512