産・学・官の力を結集し、揺るがぬ連携のもとで技術の進展と普及を目指す「技術の橋わたし」です。
今回のゆいまーるは 日立・高萩広域下水道組合様より 「津波を想定した代替拠点設置等のBCP訓練」の様子をご投稿いただきました。 ご投稿ありがとうございました!
津波を想定した代替拠点設置等のBCP訓練を実施しました
日立・高萩広域下水道組合
日立・高萩広域下水道組合(伊師浄化センター)は、茨城県日立市北部の海抜約3mに位置し、津波浸水想定区域となっていることから、太平洋でマグニチュード9クラスの大きな地震が発生し大津波警報が発表されると9分後には約8.6mの津波が到達すると予想されています。 そこで、9月8日に下水道BCPに基づき、大津波警報により庁舎(浄化センター)が使用不能となることを想定し、津波避難訓練とともに海抜29mの代替拠点に災害本部を設けるという初の初期対応訓練を行いました。 職員は地震発災と同時に来客者らを迅速に退避させ、大津波警報が発令されると約2km先の市民広場へ管理委託業者とともに避難をし、管理職員はさらに約1.6km離れた代替拠点である日立市役所十王支所に移動して災害対策本部を設置しました。 災害対策本部では、避難状況の報告と予め配備をしておいた緊急連絡網や処理場施設及び主要な管路施設図面等を使い、情報伝達や応援要請、更には所管施設の点検・調査開始指示等の初期対応訓練を行いました。 なお、地震により広範囲に下水道が使えなくなったことを想定し、代替拠点駐車場においてマンホールトイレの設置訓練を併せて行いました。
〇訓練日時 平成29年9月8日(金)午後2時から4時 〇想定地震規模 東北地方沖マグニチュード9 震度6強 気象庁から大津波警報が発表された。
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