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瀬戸大橋(岡山県)
多摩川スカイブリッジ(神奈川県)
 

地域の資源循環への貢献技術

調査研究

下水道事業における課題を解決するための調査研究開発等に取り組んでいます

目的

地域の資源循環において下水道による貢献がさらに進むよう、利用者目線も意識し、地域バイオマスの受け入れ、地域バイオマスを活用した資源化技術について調査研究を行います。また、下水汚泥由来肥料の農業利用促進に向けた調査研究を行います。

主な調査研究

下水汚泥由来肥料の利活用に関する調査研究

下水汚泥は、エネルギー利用のみならず、肥料として農業に活用し、下水処理場を中心とした循環型地域社会の核となるものです。下水汚泥由来の肥料は、古くからその効用が認められ、利用されてきました。現在、肥料価格高騰への対応や食料の安定生産や自給率の向上が求められており、下水道に集積される肥料成分の価値は成分的、量的にこれまでにも増して重要視されてきています。今後、下水汚泥由来の肥料のより積極的な利用を図るには、下水汚泥由来の肥料の安全利用法を確認し、肥料製造・施用・収穫に係る詳細な情報を広く提供していく必要があります。
下水道機構では、栽培試験を実施し、下水汚泥由来肥料の特性や利活用方法に関する共同研究を行っています。

地域バイオマス利活用検討に関する調査研究

バイオマスは、私たちのライフサイクルの中で、生命と太陽エネルギーがある限り持続的に再生可能な資源であり、国民生活の幅広い場面での活用が可能です。バイオマスを製品やエネルギーとして持続的に活用していくことは、2050年カーボンニュートラルの実現に資するとともに、農山漁村の活性化や地球温暖化の防止、時速可能な循環型社会の形成といったわが国の抱える課題の解決に寄与するものであり、その活用の推進を加速化することが強く求められています。
下水道機構では、バイオマス利活用の推進のため、最適な利活用方策の検討に関して調査研究を行っています。

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